非正規と正規の垣根をどうする?2014/04/09

最近、労働組合に非正規の皆さんを迎え入れようという動きが報道されました。

UIゼンセン同盟の皆さんは、非正規の皆さんが数多くいらっしゃると聞いています。最近の報道は銀行関係での非正規職員を迎えるような内容だったと思います。

報道では触れていませんでしたが、労働組合と会社側との協約によって、入社=組合員、という仕組みがあります。これを「クローズ(ド)・ショップ」と言います。

公務員の組合は、労働基準法や労働組合法の適用外のため、こういう仕組みはとることはできません。また、民間労組でもこういう仕組みをとっていないところもあります。労働組合への加入が任意である仕組みを「オープン・ショップ」といいます。

2003(平成15)年に全財務中央本部の書記長として専従入りしたとき、賃金職員や非常勤職員の皆さんを組合員に迎えてはどうか、と定期しました。

けんもほろろだったことを思い出しました。

この動きは加速させるべきです。
労働者同士が手をつなぐことに、躊躇はいらない!
全財務も、今の中途半端なものではなく、もっともっと積極的な行動を!

もちろん、具体的に提起する用意があることを申し添えます。

戦争が近づいている。2014/04/12

安易にこんなことを言うのは避けるべきですが・・・



やっぱりなんだかキナクサイ。



それは安倍総理と今の自民党を信頼してないからですな。
だって、バカみたいなんだもん、国会論戦とか。
それは政府も自民党もその他の各党も。



じっくり考えている時間はないです。

でも、しっかり考えなければ。




そして、早速の行動だ。




ちなみに、既存組織の反対行動は、党利党略や組織的目的を充足させるため・・・と思われてしまうので、なんだか敬遠。




社会的責任を果たすべき組織はどうあるべきか、引き続き考えてみます。

国債が売れない?!2014/04/15

4月14日の債券市場で、新発10年物の国債の取引が成立しなかった、との報道がありました。


単純に、国債が売れない、ということではありません。
売り手と買い手の折り合いがつかなかった、ということです。


折り合いがつかなかった、ということではありますが、国債を売り買いする魅力がない、ということなのかもしれません。

これは、大量に出回っている国債を、日銀が金融機関から次々と買い取り、金融機関は融資先がない(少ない)からまた国債を買い、でもその国債を日銀が買い取り・・・ということで、国債では利息が稼げないので金融機関や投資家たちが国債を敬遠し出していることではないかと思うのです。


「異次元緩和」はこれまでの質的量的緩和政策の延長ですが、日銀の黒田総裁がどーんと決意と規模を示して実行しています。このため、低金利の商品とか債権ばかりが出回り、企業の設備投資意欲や個人消費意欲が全国的な回復が見られないなかで、特に国債が魅力のない商品になったということかもしれません。


国の財政に、中央銀行が市中金融機関を経由して資金供給していることへの敬遠なのかもしれません。

そして今日は安倍総理と黒田総裁が昼食会談。

この金融政策は、いつまで続くのか、いつまで続けるのか、いつ辞めるのか。



アメリカのことを言ってられないのです。

消費税10%と引き換え?法人税実効税率の引下げ?!2014/04/15

今日、報道番組で「財務省は消費税10%と引き換えに法人税の引き下げに応じるのではないか」との発言が聞かれました。

その番組では、「何でもかんでも消費税で取ればいいのか」という趣旨のことを言ってました。



まー、それもそうなんですけど。


消費税の税率引き上げは「社会保障の財源として」が前提であって、指摘するべきは「公約違反」「政策趣旨違背」「立法趣旨違反」への懸念を言うべきでしょう。



法人が払わなければ、個人が払うことになるのは自明の理、ですが、そろそろいい加減に、国が行うべきことをきちんと整理して必要な財源量(国民が負担することとなる税金)がどのくらい必要となるのか、政治が示すだろうが!と思うのです。



なぜそれをやらなきゃいかんのか?


人口が減るからです。



結局のところ、人口が減ると、いくら消費税で個人から税金を徴収しても、人口が減って消費量が減少していけば税金も減少するわけでして。


法人だって、中小零細企業は人口減少の影響を受けることとなるはず。


じゃあどうするんだよっ!ってことになるので、見直せやっ!てことです。

もちろん、人口をどう増やすかーとか可処分所得の拡大とか結局のところ景気の回復とかあるわけですが。





うーん、報道が一面的のせいもあるのかなぁ・・・。

ウクライナ情勢の先行きは・・・2014/04/20

率直な印象として、

ロシアはロシアを目指すのか、
ロシアはソ連を目指すのか。

スターリン時代の負債を清算しようとしていた「国父エリツィン」時代に対して、「皇帝プーチン」はどうするのだろうか。


そのあたりのことは考えておくべきなのかなぁ。