6年ぶりの定期大会。2014/06/15

労働組合の定期大会に6年ぶりに出席しました。

前回の出席は2008年。中央本部書記長として。
今回は代議員としての出席。前回の代議員参加はたしか2004年か2003年なので、少なくとも10年ぶりとなります。

今回の大会で、疑問があったりしたのでわさわさと発言しました。ある議案では、発言時点では「賛成しない(採決の際には反対または保留)」と宣言し、大会議論と本部答弁の結果で態度を考えたい、としました。

まー、これが議事日程を狂わせたり、議事運営委員会を動かしたり、中央執行委員会と中央委員(各地本の委員長クラス)を右往左往させたり。


ちなみに、一部の皆さんは「議案が否決される」「関連の予算案も否決か?!」という危機感を持ったそうです。


これまで議論が行われた結果だとは思いますが、僕は不要な仕組みだと考えました。議論の行方によっては、白紙に戻したり議論を1年かけてやり直したり、場合によっては否決したり、という思いでした。

また、休憩時間に他の代議員と意見交換をしたりしました。これも重要です。代議員の権利行使は本人で決めなければなりませんが、決めるための情報収集や意見交換は重要です。

この行動もまた、大会が「動く」(予定調和ではない)ことを周りに感じさせたのだと思います。


他の代議員の意見、中央委員からの説明、本部答弁、そして代議員の議論を聞き、かなり大きな一石を投じた当事者の責任として、採決前に態度表明を行いました、「消極的ではあるが賛成」と。

当該議案の採決は挙手でした。結果は、代議員46名のうち議長団2名を除く44名、保留1名、賛成43名となりました。



これらのことでわかることは、次の姿勢と対応が必要だということです。

1.本気であること ~かき回すことが目的ではない。真剣勝負。

2.疑問を明確にすること ~なんとなく、ではなく、提案の内容や趣旨の疑義をはっきり言わなければ、共感も答弁もしくは反論もない。

3.態度をはっきり表明すること ~反対(or保留)の場合は、賛否をはっきり言わないと議論にならない。議案提出者だけではなく、他の代議員に匕首を突き付けられない。

4.頑なではないこと ~疑義が解消されたら賛成すべき。反対とか保留とか言ったからと言って、こだわる必要はない。賛成の条件が整ったら賛成する。整わなかったら、それはそれで。



難しいことではないんですな。
他の人が難しいのは、しがらみ、人間関係でしょう。
この二つのポイントは、結局のところ上下関係。



つくづく思いました。上下関係、僕は嫌いです。
組合でも職場でも、違うと思ったら反論します。
冗談でちょっと思いを言う、ということはしません。
上司でも部下でも、強い口調と態度で威圧して蹴倒します。
多分、これが他の人とは違うのかもしれません。


ま、最近は部下には優しくなりましたが。


これからも、おかしいと思うことはちゃんと言います。
申し訳ありませんが、ここは変えられないですね~(笑)